特色・沿革

原宿幼稚園は、1918年(大正7年)に原宿教会によって創設されました。教会設立が1904年(明治37年)ですから、それから十数年にして幼稚園が始まったことになります。先人たちの「教会の大切な使命(ミッション)の一つは幼児教育である」との熱意が実ったものです。
第二次大戦下には空襲で教会も幼稚園もすべてが消失しましたが、戦後いち早く復興して保育を始めました。当時の渋谷区では、戦後最初に再開した二つの幼稚園の一つとなりました。
それらの働きの根底には「イエスは『子どもたちをわたしのところに来させなさい。神の国はこのような者たちのものである。』と言われ、子どもたちを抱き上げ、手を置いて祝福された。」(聖書)とのイエスの宣教命令があります。

私たちの幼稚園は「一人ひとりに宝もの」が備えられており、一人ひとりが本当にかけがえのない大切な存在であることを、子どもたちが日々の保育の中で体験できるよう心がけています。また、子どもたちが安心して自分を発揮できる園となることを目指して日々の歩みを進めています。

これからも一人ひとりの子どもの育ちをしっかりと見つめ、百年にわたる歴史と伝統を貫いてきた「子どもたちがいきいきと輝く」保育を目指して、子どもたちと保護者の方々と共に歩み、育ち合う喜びを共にできる幼稚園でありたいと願っています。

園長 木村拓己